【RtR】ラヴニカへの回帰 Top10【ショックランドおかえりー!】
2012年9月27日 Top10 コメント (8) 今週末はとうとうRtRのプレリですね!例によって僕はLMCでスタッフをやります。みんな来てね!ということで恒例のTop10をやっていきたいとおもいまーす。まずは前回の反省から!
【M13】基本セットMagic13 TOP10!!【さらばタイタン】
http://akatukitoaokage.diarynote.jp/201207100034378349/
10位:《戦の大聖堂/Cathedral of War(M13)》
9位:《野生の勘/Wild Guess(M13)》
8位:《機知の戦い/Battle of Wits(M13)》
7位:《セラの報復者/Serra Avenger(M13)》
6位:《荘厳な大天使/Sublime Archangel(M13)》
5位:《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss(M13)》
4位:《闇の領域のリリアナ/Liliana of the Dark Realms(M13)》
3位:《群れの統率者アジャニ/Ajani, Caller of the Pride(M13)》
2位:《怨恨/Rancor(M13)》
1位:《スラーグ牙/Thragtusk(M13)》
はーい、《雷口のヘルカイト/Thundermaw Hellkite(M13)》がいませーん。《空召喚士ターランド/Talrand, Sky Summoner(M13)》もいませーん。ここをはずしてるのはダサいなあ。というかヘルカイトは自分の中では入れていた気がしていました。気がしただけだった!ターランドはDelverミラーで絶賛活躍中。ぼくはあんまり使わないんですけどね。Delverって人によってサイドのインアウト全然違うんだけど、僕は《マナ漏出/Mana Leak(STH)》を多めに残すので、あんまりタップアウトしたくないっていう。強いけどねw
入選したカードにかんしては、やっぱり環境の節目っていうこともあって10月以降に活躍しそうなカードが多いなあって印象。特に《セラの報復者/Serra Avenger(M13)》は10月以降かなりイケると思う。《忌むべき者のかがり火/Bonfire of the Damned(AVR)》だけかわせば本当に強いカードだと思う。《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss(M13)》はつかったけど環境が許してくれなかったなあ。かがり火、ラスゴ、《天界の粛清/Celestial Purge(CON)》全部ささるー_(:3」∠)_ 《群れの統率者アジャニ/Ajani, Caller of the Pride(M13)》は今回の罠枠でしたね。うすらぼんやりこんな風になる気配はあったけどやっぱりそうなっちゃったかーっていう。生物強化ならランカーか銀心でいいよねってなっちゃう。そこらへんと比べて脆さが目立つ上に必殺技としてはちょっと弱いっていうのが問題だよね。10月以降もつかわなそう。
ということで、けっこう爆死したTop10でしたね。値段的にも爆死なパックでした。。。気を取り直してラヴニカへの回帰Top10やっていきましょー。
10位:《冒涜の悪魔/Desecration Demon(RTR)》
→4マナ6/6フライヤー。どこかでみた性能だが…?
どことなく《深淵の迫害者/Abyssal Persecutor(WWK)》がちらつく性能の新デーモン。古のデーモンたちと同様に特定条件化でタップしてしまうというデメリットを持っていますが、このデーモンはその条件を相手に突きつけます。まさに悪魔的。ビートダウンに対しては4マナで適当に出すとタップと引き換えに1,2枚の生物を持っていけるかもしれません。コントロール相手にはデメリットほぼなしで使えますね。
選択肢が相手にあるので、手放しで強いといえる性能ではありませんが、アタッカーとして考えるのではなくブロッカーにもなる除去エンジンと考えて運用するとよさそうです。ジャンドみたいなコントロールビートに入れるとプレッシャーになっていいと思います。
9位:《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman(RTR)》
→1マナにして3つも能力をもつ便利屋
マナ加速・ライフゲイン・ライフルーズという3つのモードを持つ器用なカード。どれをメインにして使って行くかですが、スタンダードではライフルーズが一番使いやすく強力ですね。本体にしか飛ばせませんが、《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer(TOR)》よりも燃費はいいです。墓地掃除がメリットに働くことを多そうなのもいいですね。
マナ加速では能動的に墓地に落せる土地は《進化する未開地/Evolving Wilds(M13)》と《幽霊街/Ghost Quarter(DIS)》、《憑依された沼墓/Haunted Fengraf(DKA)》あたりがありますが序盤から使って行くマナブーストとしては期待できないですね。中盤以降はマナ加速するチャンスもあるかも知れないので、これもジャンドみたいなデッキだと上手く働くのかな?
ライフゲインモードは不死や活用を狙ってくる相手には有効。メインで使う能力ではありませんが、ここ一番で使えるとアドバンテージを得ることが出来ますね。とりあえず墓地になにか落ちていれば能力をつかうことが出来るので、使い出はありそうです。そして、モダン以下の環境ではフェッチがあるのでマナクリーチャーとして振舞いながらアドバンテージを獲得できるスーパーカードになる可能性を秘めています。今後に期待できる1枚。
8位:《暴動の長、ラクドス/Rakdos, Lord of Riots(RTR)》
→脅威のスペック!
赤赤黒黒の4マナに加えて狂喜を達成していないと唱えられないという制限はありますが、出てしまえばメリットしかない生物が4マナとは破格といっていいでしょう。使いかたは2つ。1つは単純にスペックを期待してビートダウンのマナの頂点に据えるやりかた。突破力のあるフライヤーなので速やかにゲームを決めてくれそうです。
もうひとつはコスト軽減をメインに運用して行くやりかた。《心なき召喚/Heartless Summoning(ISD)》デッキで5枚目以降の役割を持たせたり、リアニメイトにいれて他のファッティを素で唱えられるようにしたり。ラクドスの攻撃が通れば、《ウスーンのスフィンクス/Sphinx of Uthuun(M13)》や《グリセルブランド/Griselbrand(AVR)》もたやすく唱えることが出来ます。使い方はいろいろあるので、どんなデッキが出来るか楽しみです。
7位:《戦慄掘り/Dreadbore(RTR)》
→なぜかPWも除去できる生物除去
ちょっと前までのWotCの風潮だった「PW至上主義」みたいなカードデザインはどこにいたのか・・・。こういうカードがあれば《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》も禁止にならなかったんじゃないんですかねえ?ま、過ぎたことですけども。
さて、カードの話ですが、とりあえずソーサリーとはいえ2マナでどんな生物も除去できるカードは10月以降これだけです。それ以外だと、《夜の犠牲/Victim of Night(ISD)》か《究極の価格/Ultimate Price(RTR)》みたいな条件付の除去になってしまいます。というわけで、環境的にこのカードは色が合うなら確定で採用されるスロットになりそうです。そういう意味で単純な性能以上に評価を上げておいていいですね。PWが除去できるのはオマケ程度でしょうがコントロール相手に腐らない除去というのはそれだけでいいものです。
6位:《拘留の宝球/Detention Sphere(RTR)》
→パルス+リング
《忘却の輪/Oblivion Ring(M13)》がマルチカラーレアになったら《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》みたいな性能になったよ!ってどういうこっちゃー!これは真剣にトークンデッキは終了した感じがします。リングってトークン戦術には弱いという弱点があったのに。。。オーバーパワーも甚だしいですね。割られるとエラいことになっちゃいますけど。青白系の基本除去としてよく見かけることになりそうです。
一応、《拘留の宝球/Detention Sphere(RTR)》で同名カードを取り除くことは出来ないのでリングの役割をこれだけにすると相手のスフィアを触れなくて困ることもあったりしそう。僕はリングと散らして使うかなあ。
5位:《突然の衰微/Abrupt Decay(RTR)》
→超Smother
どういうこっっちゃー!枠その2。《燻し/Smother(WWK)》がマルチカラーになったらパーマネントに触れるようになりましたー_(:3」∠)_ 《戦慄掘り/Dreadbore(RTR)》のときにも言及しましたが新環境は除去の選択肢が狭いのでこれも色があっていれば確定で使われるカードだと思います。3マナ以下ということで本当に潰したいパーマネントを処理できないという窮屈さもあるかもしれませんが、序盤の攻防においては八面六臂の活躍をみせるはず。
スタンダードでも使い出のあるカードですが、モダン以下ではその強さはより顕著に表れるでしょうね。下の環境は使われる3マナ以下のカードの比率が跳ね上がりますから、それに比例してこのカードの汎用性も向上するというものです。スタンではオマケ程度の打ち消し不可も無視できないメリットになりますし、これは下の環境に一石を投じるカードになりそうです。
4位:《セレズニアの魔除け/Selesnya Charm(RTR)》
→どれを使っても強いモードが3つも!
今回登場した5種類のチャームですが、セレズニアが頭1つ抜けて強い印象を受けました。アグロに使えるというのがその最大の理由ですね。2tにとりあえずチャームから入ることが出来るのはこれだけ。ドロー系のチャームならやれそうな感じもありますが2tのアクションとしてはこれが一番よいでしょう。
基本はクロックとして使いつつ、盤面にあわせて除去とパンプアップが選べるというのも強力な理由です。2tから4tまでチャームだけを連打していてもイニシアチブを握れるってけっこう凄いことだと思います。ぜひ《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage(ISD)》でフラッシュバックしたいですw 下の環境なら《等時の王笏/Isochron Scepter(MRD)》に突っ込んでも面白そうです。
3位:《至高の評決/Supreme Verdict(RTR)》
→やっぱりあった新環境のラスゴ
M13のフルスポイラーを見た時点で、「あれ?これ10月以降の全体除去ないんじゃ・・・?」という危惧をひとりしていたのですが、これがスポイラーで出て安心したのは僕だけではないはず。
性能に関してはそのまんま《審判の日/Day of Judgment(ZEN)》なわけですが、マナ拘束が厳しくなっている点だけが気になりますね。打ち消されないという能力は効く相手には効きますがそうでない相手の場合は普通の全体除去なわけですし。青を入れるのを強制されるのもちょっと気になるなあ。選択肢が無いので使いますけどねw とにかくラスゴあってよかったー。
2位:《大軍のワーム/Armada Wurm(RTR)》
→新環境のタイタン
かつてM12には6マナで出しただけでアドバンテージが得られるという夢のようなカードが各色に存在したという・・・。だが彼らはもういないのだ、10月以降の新天地には。
ということで、出したら勝てる級のカードは次回からはこのワームになります。2色とはいえクァドラプルシンボルなので容易く使うことは難しいですが、出てしまえば一方的なゲームになること必至です。おもにコントロールやビッグマナのフィニッシャーとして《スラーグ牙/Thragtusk(M13)》とともに活躍しそうですね。2回殴れば勝てるっていうのはいつの時代でも素敵。5/5というサイズは《ウルフィーの銀心/Wolfir Silverheart(AVR)》くらいでしか超えられないというのもこのカードを使う理由になると思います。
1位:《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought(RTR)》
→4マナ!ジェイス!強い!
このマナコストにして、このPWタイプ。ついにきた新型ジェイス。《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》と比べると流石に見劣りしますが、初期忠誠値の高さ、+1の自衛能力、小マイナスのアドバンテージとかなり強力なデザインになっています。
特に+1のパワー修正は攻防に使える便利さ。《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft(ISD)》を入れた青白クロックパーミで使うと面白いくらいダメージ通りそうです。-2は枚数的アドバンテージにもサーチ的にも使えるので使いたい場面は多そうですね。忠誠値は減りますがブレインストームのように振舞うこともできます。-8はスーパー《袖の下/Bribery(MMQ)》。相手のファッティと新しい《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought(RTR)》を持ってくるのがオシャレかな。
下の環境では《倍増の季節/Doubling Season(RAV)》とあわせるととても楽しそう。即大マイナスからジェイスと相手の強いカード。これを4回できます。さながら《全知/Omniscience(M13)》のように使えるのが素敵。これはネタにしても、このジェイスの強さは本物です。スタンダードでもモダンでも広く使われることになるでしょう。
ということで1位は《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought(RTR)》でした。今回はいわゆる「ただ強」枠が多くてすぐ10枚埋まりました。選外のカードだと《中略/Syncopate(RTR)》と《ロッテスのトロール/Lotleth Troll(RTR)》にはけっこう期待しています。前者は《マナ漏出/Mana Leak(STH)》亡き後の基本カウンター。墓地に落さないのでISDブロックの複数のカードに有効です。後者はゾンビ待望の2マナ域。パンプアップ能力の条件が若干厳しく相性がいいカードは《墓所這い/Gravecrawler(DKA)》と《滑り頭/Slitherhead(RTR)》くらいですが、カードプールが広がるにつれて強力になっていくタイプのカードなので、環境終盤には化けているかもしれません。
《見えざる者、ヴラスカ/Vraska the Unseen(RTR)》は、ちょっと微妙ですね。個人的には評価低いです。というのも、+1がほとんど意味を成さない効果で大マイナスも即勝利とは言い難いので、消去法的に-3を使うことになるんですが、《名誉回復/Vindicate(APC)》とはいえ燃費が悪すぎて5マナですることなのかというと疑問が残ります。《酸のスライム/Acidic Slime(M13)》でも似たようなことはできますからね。あっちは相打ち取れますし。
さておき、なにかと楽しみなRtR!とりあえずLMCCも近いのでデッキを10個くらいつくってみました!プレリで仮組みして対戦してみようと思います。今年は3Byeあるので本気で優勝狙うぜー。
よーし!MTG頑張るぞ!
じゃあ今日はこんな感じで。
それじゃまた(´・ω・`)ノシ
【M13】基本セットMagic13 TOP10!!【さらばタイタン】
http://akatukitoaokage.diarynote.jp/201207100034378349/
10位:《戦の大聖堂/Cathedral of War(M13)》
9位:《野生の勘/Wild Guess(M13)》
8位:《機知の戦い/Battle of Wits(M13)》
7位:《セラの報復者/Serra Avenger(M13)》
6位:《荘厳な大天使/Sublime Archangel(M13)》
5位:《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss(M13)》
4位:《闇の領域のリリアナ/Liliana of the Dark Realms(M13)》
3位:《群れの統率者アジャニ/Ajani, Caller of the Pride(M13)》
2位:《怨恨/Rancor(M13)》
1位:《スラーグ牙/Thragtusk(M13)》
はーい、《雷口のヘルカイト/Thundermaw Hellkite(M13)》がいませーん。《空召喚士ターランド/Talrand, Sky Summoner(M13)》もいませーん。ここをはずしてるのはダサいなあ。というかヘルカイトは自分の中では入れていた気がしていました。気がしただけだった!ターランドはDelverミラーで絶賛活躍中。ぼくはあんまり使わないんですけどね。Delverって人によってサイドのインアウト全然違うんだけど、僕は《マナ漏出/Mana Leak(STH)》を多めに残すので、あんまりタップアウトしたくないっていう。強いけどねw
入選したカードにかんしては、やっぱり環境の節目っていうこともあって10月以降に活躍しそうなカードが多いなあって印象。特に《セラの報復者/Serra Avenger(M13)》は10月以降かなりイケると思う。《忌むべき者のかがり火/Bonfire of the Damned(AVR)》だけかわせば本当に強いカードだと思う。《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss(M13)》はつかったけど環境が許してくれなかったなあ。かがり火、ラスゴ、《天界の粛清/Celestial Purge(CON)》全部ささるー_(:3」∠)_ 《群れの統率者アジャニ/Ajani, Caller of the Pride(M13)》は今回の罠枠でしたね。うすらぼんやりこんな風になる気配はあったけどやっぱりそうなっちゃったかーっていう。生物強化ならランカーか銀心でいいよねってなっちゃう。そこらへんと比べて脆さが目立つ上に必殺技としてはちょっと弱いっていうのが問題だよね。10月以降もつかわなそう。
ということで、けっこう爆死したTop10でしたね。値段的にも爆死なパックでした。。。気を取り直してラヴニカへの回帰Top10やっていきましょー。
10位:《冒涜の悪魔/Desecration Demon(RTR)》
→4マナ6/6フライヤー。どこかでみた性能だが…?
どことなく《深淵の迫害者/Abyssal Persecutor(WWK)》がちらつく性能の新デーモン。古のデーモンたちと同様に特定条件化でタップしてしまうというデメリットを持っていますが、このデーモンはその条件を相手に突きつけます。まさに悪魔的。ビートダウンに対しては4マナで適当に出すとタップと引き換えに1,2枚の生物を持っていけるかもしれません。コントロール相手にはデメリットほぼなしで使えますね。
選択肢が相手にあるので、手放しで強いといえる性能ではありませんが、アタッカーとして考えるのではなくブロッカーにもなる除去エンジンと考えて運用するとよさそうです。ジャンドみたいなコントロールビートに入れるとプレッシャーになっていいと思います。
9位:《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman(RTR)》
→1マナにして3つも能力をもつ便利屋
マナ加速・ライフゲイン・ライフルーズという3つのモードを持つ器用なカード。どれをメインにして使って行くかですが、スタンダードではライフルーズが一番使いやすく強力ですね。本体にしか飛ばせませんが、《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer(TOR)》よりも燃費はいいです。墓地掃除がメリットに働くことを多そうなのもいいですね。
マナ加速では能動的に墓地に落せる土地は《進化する未開地/Evolving Wilds(M13)》と《幽霊街/Ghost Quarter(DIS)》、《憑依された沼墓/Haunted Fengraf(DKA)》あたりがありますが序盤から使って行くマナブーストとしては期待できないですね。中盤以降はマナ加速するチャンスもあるかも知れないので、これもジャンドみたいなデッキだと上手く働くのかな?
ライフゲインモードは不死や活用を狙ってくる相手には有効。メインで使う能力ではありませんが、ここ一番で使えるとアドバンテージを得ることが出来ますね。とりあえず墓地になにか落ちていれば能力をつかうことが出来るので、使い出はありそうです。そして、モダン以下の環境ではフェッチがあるのでマナクリーチャーとして振舞いながらアドバンテージを獲得できるスーパーカードになる可能性を秘めています。今後に期待できる1枚。
8位:《暴動の長、ラクドス/Rakdos, Lord of Riots(RTR)》
→脅威のスペック!
赤赤黒黒の4マナに加えて狂喜を達成していないと唱えられないという制限はありますが、出てしまえばメリットしかない生物が4マナとは破格といっていいでしょう。使いかたは2つ。1つは単純にスペックを期待してビートダウンのマナの頂点に据えるやりかた。突破力のあるフライヤーなので速やかにゲームを決めてくれそうです。
もうひとつはコスト軽減をメインに運用して行くやりかた。《心なき召喚/Heartless Summoning(ISD)》デッキで5枚目以降の役割を持たせたり、リアニメイトにいれて他のファッティを素で唱えられるようにしたり。ラクドスの攻撃が通れば、《ウスーンのスフィンクス/Sphinx of Uthuun(M13)》や《グリセルブランド/Griselbrand(AVR)》もたやすく唱えることが出来ます。使い方はいろいろあるので、どんなデッキが出来るか楽しみです。
7位:《戦慄掘り/Dreadbore(RTR)》
→なぜかPWも除去できる生物除去
ちょっと前までのWotCの風潮だった「PW至上主義」みたいなカードデザインはどこにいたのか・・・。こういうカードがあれば《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》も禁止にならなかったんじゃないんですかねえ?ま、過ぎたことですけども。
さて、カードの話ですが、とりあえずソーサリーとはいえ2マナでどんな生物も除去できるカードは10月以降これだけです。それ以外だと、《夜の犠牲/Victim of Night(ISD)》か《究極の価格/Ultimate Price(RTR)》みたいな条件付の除去になってしまいます。というわけで、環境的にこのカードは色が合うなら確定で採用されるスロットになりそうです。そういう意味で単純な性能以上に評価を上げておいていいですね。PWが除去できるのはオマケ程度でしょうがコントロール相手に腐らない除去というのはそれだけでいいものです。
6位:《拘留の宝球/Detention Sphere(RTR)》
→パルス+リング
《忘却の輪/Oblivion Ring(M13)》がマルチカラーレアになったら《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》みたいな性能になったよ!ってどういうこっちゃー!これは真剣にトークンデッキは終了した感じがします。リングってトークン戦術には弱いという弱点があったのに。。。オーバーパワーも甚だしいですね。割られるとエラいことになっちゃいますけど。青白系の基本除去としてよく見かけることになりそうです。
一応、《拘留の宝球/Detention Sphere(RTR)》で同名カードを取り除くことは出来ないのでリングの役割をこれだけにすると相手のスフィアを触れなくて困ることもあったりしそう。僕はリングと散らして使うかなあ。
5位:《突然の衰微/Abrupt Decay(RTR)》
→超Smother
どういうこっっちゃー!枠その2。《燻し/Smother(WWK)》がマルチカラーになったらパーマネントに触れるようになりましたー_(:3」∠)_ 《戦慄掘り/Dreadbore(RTR)》のときにも言及しましたが新環境は除去の選択肢が狭いのでこれも色があっていれば確定で使われるカードだと思います。3マナ以下ということで本当に潰したいパーマネントを処理できないという窮屈さもあるかもしれませんが、序盤の攻防においては八面六臂の活躍をみせるはず。
スタンダードでも使い出のあるカードですが、モダン以下ではその強さはより顕著に表れるでしょうね。下の環境は使われる3マナ以下のカードの比率が跳ね上がりますから、それに比例してこのカードの汎用性も向上するというものです。スタンではオマケ程度の打ち消し不可も無視できないメリットになりますし、これは下の環境に一石を投じるカードになりそうです。
4位:《セレズニアの魔除け/Selesnya Charm(RTR)》
→どれを使っても強いモードが3つも!
今回登場した5種類のチャームですが、セレズニアが頭1つ抜けて強い印象を受けました。アグロに使えるというのがその最大の理由ですね。2tにとりあえずチャームから入ることが出来るのはこれだけ。ドロー系のチャームならやれそうな感じもありますが2tのアクションとしてはこれが一番よいでしょう。
基本はクロックとして使いつつ、盤面にあわせて除去とパンプアップが選べるというのも強力な理由です。2tから4tまでチャームだけを連打していてもイニシアチブを握れるってけっこう凄いことだと思います。ぜひ《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage(ISD)》でフラッシュバックしたいですw 下の環境なら《等時の王笏/Isochron Scepter(MRD)》に突っ込んでも面白そうです。
3位:《至高の評決/Supreme Verdict(RTR)》
→やっぱりあった新環境のラスゴ
M13のフルスポイラーを見た時点で、「あれ?これ10月以降の全体除去ないんじゃ・・・?」という危惧をひとりしていたのですが、これがスポイラーで出て安心したのは僕だけではないはず。
性能に関してはそのまんま《審判の日/Day of Judgment(ZEN)》なわけですが、マナ拘束が厳しくなっている点だけが気になりますね。打ち消されないという能力は効く相手には効きますがそうでない相手の場合は普通の全体除去なわけですし。青を入れるのを強制されるのもちょっと気になるなあ。選択肢が無いので使いますけどねw とにかくラスゴあってよかったー。
2位:《大軍のワーム/Armada Wurm(RTR)》
→新環境のタイタン
かつてM12には6マナで出しただけでアドバンテージが得られるという夢のようなカードが各色に存在したという・・・。だが彼らはもういないのだ、10月以降の新天地には。
ということで、出したら勝てる級のカードは次回からはこのワームになります。2色とはいえクァドラプルシンボルなので容易く使うことは難しいですが、出てしまえば一方的なゲームになること必至です。おもにコントロールやビッグマナのフィニッシャーとして《スラーグ牙/Thragtusk(M13)》とともに活躍しそうですね。2回殴れば勝てるっていうのはいつの時代でも素敵。5/5というサイズは《ウルフィーの銀心/Wolfir Silverheart(AVR)》くらいでしか超えられないというのもこのカードを使う理由になると思います。
1位:《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought(RTR)》
→4マナ!ジェイス!強い!
このマナコストにして、このPWタイプ。ついにきた新型ジェイス。《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》と比べると流石に見劣りしますが、初期忠誠値の高さ、+1の自衛能力、小マイナスのアドバンテージとかなり強力なデザインになっています。
特に+1のパワー修正は攻防に使える便利さ。《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft(ISD)》を入れた青白クロックパーミで使うと面白いくらいダメージ通りそうです。-2は枚数的アドバンテージにもサーチ的にも使えるので使いたい場面は多そうですね。忠誠値は減りますがブレインストームのように振舞うこともできます。-8はスーパー《袖の下/Bribery(MMQ)》。相手のファッティと新しい《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought(RTR)》を持ってくるのがオシャレかな。
下の環境では《倍増の季節/Doubling Season(RAV)》とあわせるととても楽しそう。即大マイナスからジェイスと相手の強いカード。これを4回できます。さながら《全知/Omniscience(M13)》のように使えるのが素敵。これはネタにしても、このジェイスの強さは本物です。スタンダードでもモダンでも広く使われることになるでしょう。
ということで1位は《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought(RTR)》でした。今回はいわゆる「ただ強」枠が多くてすぐ10枚埋まりました。選外のカードだと《中略/Syncopate(RTR)》と《ロッテスのトロール/Lotleth Troll(RTR)》にはけっこう期待しています。前者は《マナ漏出/Mana Leak(STH)》亡き後の基本カウンター。墓地に落さないのでISDブロックの複数のカードに有効です。後者はゾンビ待望の2マナ域。パンプアップ能力の条件が若干厳しく相性がいいカードは《墓所這い/Gravecrawler(DKA)》と《滑り頭/Slitherhead(RTR)》くらいですが、カードプールが広がるにつれて強力になっていくタイプのカードなので、環境終盤には化けているかもしれません。
《見えざる者、ヴラスカ/Vraska the Unseen(RTR)》は、ちょっと微妙ですね。個人的には評価低いです。というのも、+1がほとんど意味を成さない効果で大マイナスも即勝利とは言い難いので、消去法的に-3を使うことになるんですが、《名誉回復/Vindicate(APC)》とはいえ燃費が悪すぎて5マナですることなのかというと疑問が残ります。《酸のスライム/Acidic Slime(M13)》でも似たようなことはできますからね。あっちは相打ち取れますし。
さておき、なにかと楽しみなRtR!とりあえずLMCCも近いのでデッキを10個くらいつくってみました!プレリで仮組みして対戦してみようと思います。今年は3Byeあるので本気で優勝狙うぜー。
よーし!MTG頑張るぞ!
じゃあ今日はこんな感じで。
それじゃまた(´・ω・`)ノシ
コメント
ところで《どぶ潜み/Guttersnipe》はなくていいの?ホントにいいの?モダン辺りだと強そうよ?
反省は個人的には必須かなあと思ってますw
《どぶ潜み/Guttersnipe(RTR)》!わすれてましたが、アリですね。環境次第ですがポテンシャルあると思います。惜しむらくは軽量ドローが少ないことでしょうか
>>EXTRAさん
なんか最近当り厳しく無いですかね?w
《倍増の季節/Doubling Season(RAV)》はドリームだからいいのです!不朽の名作なのです!!
たしかに下の環境で影響を与えそうなカードが多いよね。カウンターなんて気にすんな!みたいな。
瞬唱許すまじ!みたいなカードも多数みかけるし、新しいアーキタイプがたくさんできそう^^
早くドラフトやりたいな~^^
ドラフトやりたいですなー。パックがあるかどうかが目下の心配ですww
2・8・10位以外は全部見たな~。